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形状・課題・背景まで比較できる「3D CADモデル比較」機能をリリース。見落としや反映漏れによる手戻りを防止

Scene Workspaceに、2つの3D CADモデルを並べて比較することや重ね合わせをし、パーツ単位の違いを色で示す新機能「3D CADモデル比較」を追加しました。改訂前後のモデルでも、流用元と設計中のモデルでも、「どこが変わったか」を素早く識別できます。

さらにScene Workspaceでは、モデルに紐づくコメント・フォルダ・課題・部品リストも左右に並べて確認できます。形状の違いを見つけて終わりではなく、「なぜそう変わったのか」「その変更はどの指摘に対するものか」まで、同じ画面のままたどれます。

変更点の確認には、3つの負荷がかかっている|時間、見落とし、そして伝わらないこと

負荷1:時間|目視で探し、書き写す作業に時間がかかる 新旧を突き合わせて変更点を洗い出し、それをレビュー資料や変更点一覧に転記する。部品表の比較を担当者が手作業で作り直している例も珍しくありません。変更が起きるたびに、この時間が発生します。

負荷2:見落とし|人の目だけでは、確認がもれやすい 新旧を目視だけで突き合わせる場合、確認漏れや寸法の読み間違いが起こりやすくなります。内部部品の変更、部品点数の増減、わずかな形状差は、並べて見ても判別できないからです。変えるべきでない箇所が変わっていることに気づけない、下流の資料への反映が漏れる、旧版のまま手配してしまう。いずれも実際に起きているトラブルです。設計段階で直せば小さな修正で済むものが、試作段階では作り直しを伴い、量産後であれば回収・対応までの費用になります。

負荷3:伝わらない|見つけた変更点が、次の人に渡らない 変更点が口頭で伝えられて終わる。時間が経つと、設計した本人も差分が分からなくなる。版数と改訂履歴が残らず、古い資料と新しい資料を比べられない。取引先から届いた更新モデルに変更点の説明がなく、影響判断が後ろにずれる。変更を「見つける」ことと、見つけたものを「次の人に渡す」ことは、別の課題です。

1つ目と2つ目は、比較する道具があれば軽くなります。3つ目は、比較した結果とレビュー・資料が同じ場所にないかぎり解決しません。

「3D CAD モデル比較」でできること|違いを色で示し、その背景までたどれる

左右に3D CADモデルを表示することも重ね合わせて表示することも可能
左右に3D CADモデルを表示することも重ね合わせて表示することも可能

左右に並べた2つのモデルで、パーツごとの違いを色分けして表示します。片側にしか存在しないパーツ、形状が近いが同一ではないパーツ、完全に一致するパーツを、その場で見分けられます。左右のビューは視点が連動し、部品リストには分類ごとの件数が表示されるため、差分の規模と確認すべき対象がすぐに分かります。

さらに、比較画面のまま各モデルに紐づく詳細情報・保管フォルダ・課題・コメントを左右で確認できます。変わったパーツが、どの指摘を受けた変更なのか、どの仕様書に基づくのかまで、別のシステムを開かずにたどれます。

利用場面|設計レビューの反映確認から、受入確認まで

設計部門だけの機能ではなく、品質保証・調達・生産技術の各業務で活用できます。

設計レビュー後の反映確認(設計/品質保証) レビューで決まった指摘が次の改訂に反映されているかを、モデルの差分で確認します。指摘は課題として同じ画面で参照できるため、「指摘」と「反映結果」を突き合わせられます。

流用設計・派生機種の展開(設計) 流用元と設計中モデルの違いを特定し、変わった部分に紐づく仕様書・過去の指摘を確認します。流用範囲と新規設計範囲を、思い込みではなく差分で線引きできます。

改訂版モデルの受入確認(調達/生産技術) 取引先や顧客から届いた更新モデルの変更点を、説明を待たずに把握します。治具・工程・見積への影響判断を前倒しできます。

3つの導入効果

1. 属人的な確認の排除:どこを見るべきかを、人の注意力に頼らない パーツ単位で差分を提示するため、確認すべき箇所の洗い出しが誰でも同じになります。目視では判別できない内部部品の変更や部品点数の増減も拾えるため、見るべき箇所を絞ったうえで判断に集中できます。

2. 反映確認の即時化:「決まったことが入っているか」をその場で確認できる 課題とモデルが同じ基盤上にあるため、レビュー指摘の反映確認が、次工程を待たずにその場で終わります。手戻りの発生点を、もっとも費用の小さい設計段階に寄せられます。

3. 判断背景の継承:違いから、判断の背景にたどり着ける 差分が分かるだけでなく、そのパーツに紐づく仕様書・課題・コメントまでたどれます。「何が変わったか」だけでなく「なぜ変わったか」が、担当者が変わっても引き継がれます。

差分を確認して終わりではありません。レビューで出た指摘や過去の知見が3D CADモデルに反映されているかまで確認できるため、手戻りを未然に防げます。加えて、変更の背景をたどれることで、知見が個人に留まらず、蓄積・継承され、次の設計で再利用されていきます。

Scene Workspaceの「3D CAD モデル比較」ならではの特徴

3D CADのライセンスが要りません ブラウザから利用できます。設計者以外の調達・品質保証・生産技術の担当者も同じ比較結果を見られるため、変更点の確認が設計部門の中だけで閉じません。

見つかるのは、形状の違いだけではありません 一般的な差分比較は「形状の違いを示す」ところで終わります。Scene Workspaceでは3D CADモデルに業務データが紐づいているため、違いが見つかったパーツから、仕様書・レビュー指摘・課題・コメントまでそのままたどれます。

使うほど、比較できる資産が増えていきます 日々の設計レビューや資料のやり取りがScene Workspace上で行われるため、比較の対象となるモデルと、その背景情報が蓄積されていきます。

3D類似検索との連携 3D類似検索で見つけた過去の類似モデルを、そのまま3D CADモデル比較にかけられます。「似たものを探す」から「どこが違うかを確定する」までが一続きになります。

提供時期

「3D CADモデル比較」は2026年10月より提供を開始します。Scene Workspaceは今後も、過去の設計データや知見を最大限に活かし、設計から生産準備までの多様な情報が一つの基盤上で円滑に作成・共有される環境を目指します。蓄積された情報を次の設計へ活かす循環を生み出し、企業の開発力強化に貢献する機能拡張を追求してまいります。

※ 提供時期・仕様は当社の都合により変更となる可能性があります。

展示会出展のお知らせ

2026年 10月7日(水)~10月9日(金)にて、インテックス大阪で開催される「設計・製造ソリューション展」に出展いたします。

是非、お立ち寄りの上、弊社製品をご紹介させて下さい。

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第29回 設計・製造ソリューション展 [大阪]

会期: 2026年 10月7日(水)~10月9日(金)

会場: インテックス大阪

場所: 2号館 小間番号9-52

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なお来場には事前のご登録(無料)が必要です。

こちらのURLからご登録ください。

VIP(課長職以上)はこちらのURLをご利用下さい。専用ラウンジがご利用いただけます。